ワイドとは?/ アットローン
[ 612] テレビ朝日|土曜ワイド劇場
[引用サイト] http://www.tv-asahi.co.jp/dwide/
好評の東映映画『相棒―劇場版―』の原点ともいえる作品。クールで沈着冷静、切れ者過ぎて上層部に煙たがられて“陸の孤島”といわれる特命係に追いやられた杉下右京警部補(水谷豊)と、捜査一課時代に凶悪犯に人質に取られ特命係に左遷させられた体育系熱血漢・亀山薫刑事(寺脇康文)の絶妙コンビが、七年前に医大病院で起こった不可解な事件を振り返り、同時に事実の奥に隠されたもうひとつの真実を焙りだす。 2008年とある場所で誰かにインタビューを受けている杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)…そして他の面々。2001年に病院で起こった事件についてのインタビューだ。当時を思い出しながらインタビューに答える。犯人への重要な手がかりを提供した渡辺ちえももう16才になっている。右京に当時のことを詳しく振り返ってもらうように語り掛けるインタビューアーだった。なにしろ右京の記憶力は抜群なのである…。 7年前、化学薬品工場で爆発事故が発生、多数の死傷者を出す大惨事となった。テレビでこのニュースを見ていた薫は、医科大学附属の救急病院に搬送される負傷者の中に右京がいるのを見つけて仰天、慌てて右京の元妻たまき(高樹沙耶)に電話を入れる。 ところが、たまきの話では右京が急性盲腸炎に罹り、たまたま事故の負傷者が搬送された病院に運ばれたというのだ。これを知った薫は、不謹慎ながら右京と盲腸の取り合わせがなんとも可笑しくてたまらない。 それでも薫は、手術後の右京を見舞うため恋人で新聞記者の美和子(鈴木砂羽)とともに病院に向かう。右京の病室では、たまきがかいがいしく病人の世話を焼いていた。 皆が話し込んでいるとき、薫は窓の外を人が落下していくのを目撃する。窓を開けて下を覗くと病室の前庭に背広姿の男が倒れていた。薫と美和子は慌てて現場に駆けつけ、美和子はデジタルカメラを死体に向ける。どうやら男は病院の屋上から飛び降りたらしい。 右京は、彼の担当医・鴻野麻奈美(伊藤裕子)から、死亡したのはこの医大の外科医・今井(中丸新将)だと知らされる。 やがて、神経質な今井は不眠治療のため睡眠薬を常用していたことが判明、さらに今井の部屋から『医師としての限界を感じた』という遺書らしきものが見つかり、自殺の線が濃厚になる。 だが、美和子の写した遺体の写真を見た右京は、疑問を感じる。ズボンのベルト通しの一つが千切れていたのだ。神経質な男がベルト通しが千切れたままのズボンを穿いて自殺するものだろうか? さらに、今井は翌日に札幌で行われる学会に出席することになっていたと判明する。 一方、今井の死を自殺と断定した薫のライバル・捜査一課の伊丹刑事(川原和久)は、薫が色々と嗅ぎまわっているのを知って右京の指示と判断、自分の考えを翻し殺人事件として捜査を開始する。 |
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