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低いとは?/ アットローン

[ 267] Alertbox: 識字能力の低いユーザ(2005年3月14日)
[引用サイト]  http://www.usability.gr.jp/alertbox/20050314.html

識字能力の低いユーザは、高い識字能力を有するユーザとは違う読み方をする。流し読みはせず、一語一句を読み拾おうとするために視野が狭まり、要点を取り損ねてしまうのだ。
ユーザはウェブをどう読んでいるかを調査したのは1997年だった。ユーザは、ページを流し読みし、興味のあるところだけを拾い読むことがわかった。以来、ユーザビリティの向上を狙ったコンテンツ・ガイドラインが大きく変わることはなかったが、今日は一つ、ニュースをお伝えしたい。
これまでの調査では対象から外れていた識字能力の低いユーザを調査対象に加えた。その結果、識字能力の低いユーザは、インターネット上で、高い識字能力を有するユーザとは根本的に異なる行動をとることがわかったのだ。
識字能力の低いユーザを相手にユーザビリティを考える今回の調査は、ファイザーの提供で行われた。ファイザーは、消費者に、実用的な情報を分かりやすく提供するための努力を惜しまない企業である。医療情報を解することは、識字能力に関係なく難しいことである場合が多い。調査の成果は、消費者の理解と健康管理を助ける意味で大きな貢献となるだろう。
識字能力が低いのは、読み書きができないというのとは違う。読むことはできるが、楽々と読めるわけではないという人々のことだ。
識字能力に応じた最も顕著な差として、識字能力の低いユーザは流し読みでは内容を理解しきれない点があげられる。一言一句を読まなければならず、多音節の単語ともなれば、理解するのに相当の時間を要する。
識字能力の低いユーザは一語一語に注力し、一行一行をゆっくりと目で追って行く。言い換えれば、一行ずつ“やっとの思いで”読むのだ。このような読み方では、視野が自ずと狭く限定され、今まさに読んでいる文字列以外は目に入らない。
識字能力の高いユーザと違って、識字能力の低いユーザは流し読みをしない。結果として、例えば、ナビゲーションの一覧にさっと目をやって、その中の一つを選ぶことができない。選択肢一つ一つを丁寧に読まなければならないからだ。さもなければ、そこにあるたくさんの情報をまとめて諦めてしまうことになる。ことが面倒になると、彼らはつい諦めてしまうのだ。
識字能力の低いユーザは、ほんのわずかな情報で満足する -- “まあまあの”もので納得しようとする -- 傾向がある。深く突き詰めるにはたくさん読まなければならず、それは面倒で時間のかかることだからだ。文字が多くなってくると読み飛ばし、たいていは次のリンクを探す。そうして、重要な情報を見逃してしまうのだ。さらに、スクロールしなければならなくなると、識字能力の低いユーザは集中力を保てない。ざっと見渡すだけでは、どこを読んでいたのかを特定することができないからだ。
最後に、検索は識字能力の低いユーザには2つの理由で問題となる。まず、多くの場合、検索語を正しく綴るのに苦労する。そして、検索結果をどう処理したものかと苦悩することになる。文脈から外れた不可解な断片が検索結果として提示されるのが通例だからだ。結果として、識字能力の低いユーザは、先頭に表示された検索結果を選ぶだけとなる。欲しかった情報に一番近いものではなかったとしても。
言うまでもないアドバイスかもしれないが、最も重要なのは平易な文章を書くことだ。ホームページや重要なカテゴリーのページ、ランディング・ページなどには小学6年生レベルの文章を使うこと。その他のページも、中学2年生レベル程度にしよう。
情報には優先順位をつけること。要点はページの冒頭におき、ほんの2〜3行を読んだだけで諦めてしまうような読者の目にもとまるようにしてあげるのだ。重要な情報は、他と区別できるよう仕切って見せ、スクロールして見失う危険性を最小限にしてあげること。これは、どんなサイトでもやってみる価値がある。スキルの高い読者でも、冒頭にあるいくつかのパラグラフに価値を見出せなければページを去ってしまうのだ。そもそもスクロールの必要をなくしてあげるのも良い手だ(これは、ティーンエイジャーの読者を支援することにもなる)。そうすることが、ページの内容を不自然なほどに細切れにして、かえって混乱を招くことになりさえしなければ。
動いたり、変化したりするテキストの見せ方は避けること。つまり、アニメーションやフライアウトメニューのことだ。テキストは、静止していてくれるほうが読みやすい。このガイドラインに従えば、インターナショナルユーザ(辞書で単語の意味を調べる必要があるかもしれないユーザ)や運動技能障害を持つユーザ(動きのあるものを捉えることを困難とするユーザ)の支援にもなる。
ページデザインは簡素にすること。重要なコンテンツは、メインコラムとして独立させてしまう。そうすれば、ページ全体を見渡して、平面構成の中からデザイン要素を読み取る必要がなくなる。このガイドラインは、視覚障害を持つユーザや、小さなディスプレイで見ることになるハンドヘルドデバイス(スマートフォンなど)のユーザへの支援にもなるだろう。
ナビゲーションは単純にすること。主な選択肢をリニアメニューの中におけば、次に取り得る手を探してページ全体を流し読むことなく次にどこへ行けばよいかをユーザが容易に読み取ることができる。
検索の最適化を行うこと。検索機能を充実させて、スペルミスにも対応するようにしてあげるのだ(これは、タイプミスをしがちな高齢者ユーザには特に、大きな支援となるだろう)。理想を言えば、ユーザは、最初の検索で答えが得られるべきだし、検索結果には常に、端的で読みやすい要約が添えられるべきである。
米国教育省により実施された全米成人識字能力調査によると、米国の人口の48%は識字能力が低いとされている(識字能力レベルは、他の先進諸国でもほぼ同程度だが、スカンジナビア諸国では若干高い)。ウェブは、ウェブユーザのためにデザインされるものであり、全人口を相手にしているわけではないことは明らかだ。一般的には、識字能力の低い人々は、高い識字能力を有する人々よりもインターネットを利用する傾向は低いはずである。
教育レベルに応じたインターネット利用状況に関する入手可能な情報に基づいて概算すると、ウェブユーザの30%は識字能力が低いと考えられる。識字能力の高い人々の多くがウェブの既存ユーザであるとすれば、今後の利用率拡大は主に識字能力の低いユーザの増加と捉えられるだろう。今後5年かそこらのうちに、識字能力の低いユーザは、ウェブユーザの40%ほどになると見込まれる。
長年の経験から、障碍を持つユーザを対象にユーザビリティの向上を図れば、障碍を持たないユーザにとってのユーザビリティ向上も実現できることがわかっている。同様に、識字能力の低いユーザ向けにウェブサイトを改良すれば、識字能力の高いユーザにとっても良好な結果が得られると考えられる。以下にあげるサイトは、識字能力の高いユーザを主なターゲットとしているものだ。
AlertBoxのコラムの中にも、ユーザビリティの重要性を認識するビジネスの専門家や経営幹部らをターゲット読者とするB2Bコンテンツがある。それらは、大学生レベルの文章で書くようにしており、識字能力の低いユーザには難解を極める読み物となっている。ウェブユーザの大半を占めるB2C読者にも、かなり難しいだろう。私のコラムの読者には、このくらいは許容範囲内と考えている。
しかし、以下にあげるような、幅広い読者層を想定するサイトであれば、識字能力の低いユーザの優先順位をあげなければならない。
識字能力の低いユーザ向けにコンテンツを書くことのインパクトを計るために、ある医薬品を紹介するウェブサイトのコンテンツを、新たなガイドラインに則して書き直し、平易にする前後でユーザビリティ指標がどう変化するかを見ることにした。
様々なレベルの識字能力を有する50人のユーザから協力を得て、2つのウェブサイトを比較評価した。ユーザ、実験者の双方に対して、改訂前後のどちらをテストするのかは伏せて実験を行った。
以下にあるように、3つのユーザビリティ指標で評価した。成功率(タスクを達成できたかどうか)、7つの代表的なタスクを達成するのに要した時間、そしてタスク終了後に質問紙を使って実施したユーザの主観的満足度評価の3つである。
改訂後のサイトが劇的なまでに高いユーザビリティを擁していることが、3つの指標すべてで示された。より多くのユーザが、短い時間で、正しい情報にたどり着き、改訂後のサイトの方を好むと評価したのだ。全ての指標で統計的に有意な差が確認されている(p
タスクの達成時間では、識字能力の低いユーザは135%のパフォーマンス向上を示した。ユーザが改訂後のサイトをより好むと評価した大きな理由の一つと考えられる。どの指標でも、識字能力の低いユーザが改訂後のサイトで示した結果が、識字能力の高いユーザが改訂前のサイトで示した結果を上回る評価となった。
また、識字能力の低いユーザ向けに実施した改良が、識字能力の高いユーザを犠牲にする結果にはならないことがわかった。識字能力の高いユーザも、改訂後のサイトを使ったときの方が、3つの指標いずれにおいても好結果を示した。難解な情報を理解することができたとしても、分かりやすく書かれた医療情報を好むことがわかった。
テストに使用したサイトは、ある評判の良いエージェントが設計したもので、決して悪い出来ではなかった。識字能力の高いユーザのタスク成功率は68%で、我々が最近大規模に実施したユーザビリティ評価で示された平均値66%を上回る結果だった(識字能力の低いユーザを除いての評価だったため、ここでは識字能力の高いユーザによる結果のみを比較できる)。同様に、改訂前の主観的満足度評価は、我々が調査してきた184のウェブサイトの平均点を上回る3.7となっている。
つまり、幅広い読者層を念頭においてテキストを書き改めることは、サイトの改良に繋がり、すべてのユーザに恩恵をもたらすことがわかった。改良の影響は大きい。ユーザビリティの向上は、単なるマイナーチェンジではない。-- ウェブサイトが力を発揮し、目標を達成するための後押しとなるものなのだ。

 

[ 268] 「レベル低い」「エセ独立系」「自己矛盾」――ジャステック神山社長にITベンダーの現状を聞く ビジネス-最新ニュース:IT-PLUS
[引用サイト]  http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITzx000020122007

TOPビジネスインターネットセキュリティーPC&デジタルカメラデジタル家電&エンタメモバイルトレンド展示会リポート
システムエンジニアやプログラマーなどITベンダーで働く技術者の勤労実態は「3K」といわれ久しい。他にも多重請負のゼネコン構造やシステムトラブル、開発見積もりの失敗による大幅赤字など様々な業界の問題が噴出している。こうした業界構造を鋭く批判し、自社では高い営業利益率を長年キープしている独立系ITベンダー、ジャステックの神山茂社長に同社の強さの理由と業界構造問題について聞いた。
一括請負型で仕事をしているところが、超大手を除くとあまりにも少ない。中堅、中小では「人貸し」型商売ばかりやっている。
「独立系」と言って胸を張っているベンダーがあるが「エセ」ばかりだ。下請けじゃなくて、一括請負でやれるところなんてほとんどない。営業面でも主体性がない。
レベルも低い。我々は100億円を超える程度の売り上げ規模ではあるが、十数億円規模のプロジェクトを一括で請け負える。我々より規模が大きくても、それほどのプロジェクトをできるところがどれほどあるか。
――「人月」という技術者を拘束する期間で見積もりをする方法が業界では一般的ですが、それがいけないのでしょうか。
顧客から受注をしたときに「○人月かかります」というような見積もりを先に作るところに問題がある。開発の人数や手間がどのくらいかかるのかは顧客にはまったく関係がない。顧客がほしいのはシステムそのものだ。だから、まずこんなシステムを作りますと言うべきだろう。そして、その制作費用はいくらですと説明する。そのいくらというところの計算の根拠に人月を使うのはわかる。
人を出して、いくらというのでは技術者の努力を阻害する。人を出す数で決めたら、少しでも開発を前倒しするという努力がなくなるからだ。一括請負なら10カ月で見積もった仕事を9カ月でやれば我々の利益になるからがんばれる。
前倒しの逆で、よくあるのは当初は50人月分だったのがうまくいかなくて100人月分に膨らんでしまうような話だ。顧客はその分のコスト負担に納得しないので、結局75人月分を支払ってもらい折り合いをつけるようなことになる。それで、利益率が悪くなる。
品質面でも一括請負のほうが良くなる。一括請負では、不良品を出したらその修正コストは全部自分たちに降りかかってくる。だから絶対に不良品を出さないようにきっちりとしたものを作る。
創業して以来37年、ちゃんとデータを蓄積してきた。開発をする際の見積もりや実際に開発した結果がどうだったかなど、生産管理のデータとして蓄積している。
ソフトウエアのエンジニアリング能力を認定する「CMM」の最上位の「レベル5」を全社で取ったのはジャステックが国内では最初だ。大手企業でも部門レベルで取れているにすぎない。CMMの考え方は、われわれがずっと実践してきたものに近かったので、特別な対応をする必要もなかった。
それも結局は同じ話だが、きちんとデータを取ってない企業はそもそも生産性が良くなったのか悪くなったのかすらわからない。他社はほとんどデータを取っておらず、CMMでレベル2〜3程度を取るのがやっとのところばかりじゃないのか。それではそんなことを議論しても始まらない。
情報サービス産業協会(JISA)の副会長を引き受けている。その活動の中で、多くのITベンダーのトップと話すと、多重請負構造が問題だとか、人材教育をしないといけないとか、人材が不足しているとか言う人がいる。しかし、具体策をまったく出さない。
結局、仕方がないから私が具体案を持っていくと“奇人変人”扱いして、「それはあなたが別格だからできる」というようなことを言う。これでは業界はよくなるわけがない。やろうと言ってることと、実際にやっていることの間で自己矛盾を起こしている。
我々がお付き合いさせていただいているのは、自社のシステムの案件をすべてどこかに全部丸投げするようなところではなく、ちゃんと自分たちで管理して複数のベンダーに分割して委託しているようなところだ。国内ユーザーの3〜4割はそういう企業で、3兆円ぐらいの市場規模はあるだろう。
一方で、大手ベンダーに丸投げするようなところは、受注した大手ベンダーがさらに子会社に丸投げといったような構図になる。その結果下請け構造ができている。
お客様は「神様」といっても何でも言うことは聞けばいいというものでもない。「人貸し」ではなく、我々のような一括請負ならきちんとものが言える。
私は昔、顧客と戦ったことがある。あるプロジェクトで顧客が疲れていたエンジニアを「帰すな」と言ってきたことがあったが、言うことを聞かずに旅館に泊めて休ませたことがあった。あまりに疲れていたら仕事にならない。結局そのプロジェクトは前倒しで終わることができて、顧客も最後には「さすが神山さん」と言っていた。顧客が言うことも会社全体の方針できちんと考えがあってのことなのか、その組織の中にいる個人のエゴなのか見極めないといけない。
自分の会社についてきちんと説明して、理解してもらって入ってもらうしかない。しかし、「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉のように一部の企業だけよくてもうまくいかない。業界にちゃんとよくなってもらわないといけない。
「3K」と言っても、労働時間が長いことが本質的な問題ではない。大手自動車メーカーだって、マスコミだって忙しい企業は労働時間が長いはず。でも、そうした職場のことを3Kと呼んではいない。この業界は人を貸し出すような業態になっているところが多く、人がいた時間分お金をもらう。そうすると仕事の主体性がなくなるのだ。主体性のないやらされ仕事だから3Kだと感じる人が多いのだろう。
外圧をかけるしかない。日本は昔から、外圧に弱い。今までは日本の文化障壁に守られていたが、中国やインドでも日本語が話せる人材が増えているという。そういうのが入ってこないと構造改革にならない。
ただ、こういう下請け構造、多層構造は日本の製造業にも共通する特徴だ。もっと等距離でパートナーという考え方に変えていく必要がある。中小企業も、下請けになるのは安易で楽な方法だが、それに安住するようでは競争力が付かない。

 

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