定評とは?/ アットローン
[ 367] 池上
[引用サイト] http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/text/ikegami.html
湘北バスケ部のマネジャー彩子に苗字がないのと同様、陵南の池上には名前がありません。哀れである。 試合開始でいきなり陵南の初得点を叩きだした池上であるが、観客はパスを出した仙道に歓声を送っていた。 仙道のナイスパスで陵南の他のメンバーは得点を重ねた。ついに池上の出番である。仙道は池上に絶妙なパスをすると思われた。 その後、湘北のスーパールーキー流川が爆発した。綾南のガード陣の植草と越野がアッサリ抜かれた。 ここで得点されてはまずい。陵南副キャプテン池上の出番である。池上のディフェンスに注目が集まる。 その後も流川の活躍で湘北の猛攻は続き、追いつかれてしまいそうである。そして池上の出番は消えていた。 桜木がパスをする時、池上は勝手に流川にパスをすると判断していた。そして桜木は小暮にパスを送って3Pを決められてしまう。この時池上は必死で小暮にマークにいこうとしていた… ついに決勝リーグが始まった。3年生の池上にとっては是が非でも勝ちたいところだ。決勝リーグの初戦は武里である。 我らの池上の活躍の場面は描かれずに陵南の圧勝であった。続く対戦相手は、王者海南である。池上に期待が寄せられる。 さらに陵南に、福田吉兆という点取りやが加わった。陵南の戦力は格段にアップしていた。陵南は福田の加入によって全国大会にいけそうだ。 全国へラストチャンスである3年生の池上も嬉しいはずだ。全国大会を夢見た池上…福田吉兆の加入のおかげで… 試合は陵南が敗れたが、池上にとってディフェンスに定評があるという肩書きを手に入れたことは大きな収穫であった。 2位までが全国大会に出場できるので、残り1つのイスをかけて湘北と2位決定戦を行なうことになった陵南。池上の活躍に期待したいところだ。 両校の選手紹介が始まった。まずは湘北からだ。湘北はいつものメンバーであった。続いて池上率いる陵南の選手紹介が始まった。 せっかくディフェンスに定評があるという肩書きを前回手に入れたのにポジションはベンチであった。情けない。 しかし、後半ついに池上に声がかかった。なんと三井の3P封じの為に陵南は池上を投入した。ついにディフェンスに定評がある男の本領発揮か? しまいには、桜木にドリブルで抜いても追いつかれ、シュートではフェイクを使って引っ掛けさせたのにも関わらずブロックされるとい有様であった。情けない。 |
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