急増とは?/ マイワン
[ 525] 急増する覆面調査員:NBonline(日経ビジネス オンライン)
[引用サイト] http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080508/155650/
「今日はガソリンスタンドの案件を調査してきました。私はあまりトイレは利用しないんだけど、きれいね〜」 4月下旬、2人の高校生の子供を持つ東京在住のある主婦は、ブログにこんな日記を書いた。彼女は「ミステリーショッパー」。調査会社からの依頼を受けて実際に顧客として店舗を訪れ、帰宅後、インターネットでアンケートに回答して、数千円の報酬を得る覆面調査員のバイトである。 今、20代から30代の主婦層を中心にミステリーショッパーが全国に急増している。少しでも財布の紐を締めたい主婦が実益を求め、覆面調査員の募集サイトに群がっているというのだ。 登録会員数が最も多い老舗の調査会社、日本エル・シー・エー(LCA)では、今年に入ってから新規の登録者数が月間4000人を超え、累計の登録者数は14万人以上に達した。調査案件を専用のサイトに掲載し、希望者の中から抽選で調査員を決めるが、その倍率は250倍に達することもあるという。 アールオーアイ(東京都新宿区)は、覆面調査員募集サイト「Fancrew(ファンくる)」を昨年7月に立ち上げたばかりだが、会員数は既に9万人を突破。今年4月の増加ペースは1日に200〜300人と、月間1万人の規模で増え続けている。各社とも広告などを使った目立った募集はしていないものの、冒頭のようなブログを中心に口コミで話題が広がっているのが現状だ。 「お小遣い稼ぎ」に加えて、調査内容が多様化していることも人気を後押ししている。もともとミステリーショッパーの市場は外食産業から始まって定着していたが、ここにきて調査対象が非外食へと広がりを見せており、選ぶ楽しみが増えているのだ。 ファンで賑わう千葉ロッテマリーンズ(ロッテ球団)のホーム、千葉マリンスタジアム。ここに5月中旬から、係員やショップの店員の対応をつぶさにチェックする調査員が紛れることになる。球場へ訪れるファンへのCS(顧客満足度)向上を狙い、ロッテ球団が日本LCAへ5月からの調査を依頼したためだ。 日本LCAでは、ほかにも、家電量販店やドラッグストア、ブランドショップなど、小売り全般からの依頼が増えており、需要は旺盛だという。 “ここさえ読めば毎週のニュースの本質がわかる”―ニュース連動の解説記事。日経ビジネス編集部が、景気、業界再編の動きから最新マーケティング動向やヒット商品まで幅広くウォッチ。NBonlineには最新号の時流超流から毎週3本を掲載します。 “ここさえ読めば毎週のニュースの本質がわかる”―ニュース連動の解説記事。日経ビジネス編集部が、景気、業界再編の動きから最新マーケティング動向やヒット商品まで幅広くウォッチ。NBonlineには最新号の時流超流から毎週3本を掲載します。 |
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