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高くとは?/ マイワン

[ 90] 日本の携帯を高くしている真犯人は
[引用サイト]  http://www.phs-mobile.com/black/black33.html

ソフトバンクの孫先生は、過去、携帯電話への新規参入に先駆けて、「日本の携帯は世界一高い」「日本の携帯電話は高すぎる」とうそぶき、あまつさえ、公共の意見募集に対するスパム送信呼びかけまですると言う愚挙を行い、大ひんしゅくを買いました。
とは言え、「日本の携帯は高すぎる」という意見自体には同意した方も多いのではないでしょうか。だからこそ、総務省に数万件というスパムが届き、意見募集機能がパンクし、省令整備に深刻な遅延を生んだのでしょう。
携帯電話の通話料は、基本的に「コスト」と「混雑具合」によって決められています。このうち、「混雑具合」に関しては、ネットワークの度重なる拡張で解消され、これによる料金上乗せはかなり低いレベルにまで下がってきました。
では、一方の「コスト」はどうでしょうか。この「コスト」の中でも、特に大きく占めるのが、実は「アクセスチャージ」だと言うことをご存じでしょうか。
A社の加入者がB社の加入者へ電話をすると、この際、A社はB社に対して「アクセスチャージ」を支払わなければなりません。そしてこのアクセスチャージはB社が一方的に決めることができます。実例を出しますと、ドコモを使っている人がソフトバンクを使っている人に電話をすると、ソフトバンクがその通話時間に応じて一方的にアクセスチャージをドコモに要求することができるのです。そして、ドコモは、それを「コスト」として通話料に上乗せし、ドコモ利用者から請求することになります。
この場合、ドコモがどのような企業努力をしても、このコストは下げられません。一方、ソフトバンクの利用者には一切負担をかけないため、ソフトバンクにとって値下げする必要がありません。つまり、高くしようと思えばいくらでも高くできるのです。これは、ある種「事業者の良心の問題」です。
そして、このアクセスチャージの額が、各社どのようになっているか、ご存じでしょうか。入手経路に問題があるので正確な数値は勘弁いただきたいのですが、各社が他社に対して請求しているアクセスチャージは、次のようになっています。
相手先によらず通話料を一律とする、と言うのが携帯電話業界の慣行になり、しかしながら、どの事業者に対しても逆ざやにならないように通話料を決めようとすると、ソフトバンクの高いアクセスチャージがネックとなってどうしても通話料を下げられないのです。
さぁ、これで、日本の携帯電話が高い理由がわかりました。その真犯人の口からいけしゃあしゃあと「日本の携帯は高すぎる」なんてことが語られていたことも。
そして、日本の携帯電話を安くする唯一の方法は、誰もソフトバンクを使わないことを、決断することだけなのです。
反論と称して「ソフトバンクの接続料が高いのはソフトバンクのシェアが低いからだ、ドミナント規制があるためにドコモとauの接続料が低いだけだ」と言う、ちょっとアレな意見を見ますが、ドミナント規制というのはですね、
が3本柱の規制のことです。接続料金の公表義務自体は、接続料の多寡には全く影響は与えませんし、過去に総務省がドコモ・auに対して接続料の値下げを命令したと言う事実もありません。ぶっちゃけ「関係ない」んです。今現在のドコモ・auの接続料金はまさしくドコモ・auの良心による所なんですね。
あえて関係を求めるなら、それは、「ドミナント規制に引っかかっていないソフトバンクが、公表されないことを逆手にとって密かに接続料を高止まりさせている」ということです。
シェアが低ければアクセスチャージを高額にしても良い、と言う議論には全く根拠がありません。それでは、ウィルコムのアクセスチャージがドコモの半額以下である点に全く説明がつきません。ウィルコムはいつからそんな大変なシェアを獲得したのでしょうか(笑)。
設備にかかる費用はキャリアによらず、加入者按分で考えれば加入者が少ない方が単価は上がる、と言う人もいますが、設備にかかる費用とアクセスチャージは関係ありません。アクセスチャージはあくまで「回線利用料」です。回線交換網を専有することで時間に比例するコストがかかります。これを原価として設定するのが回線利用料、すなわちアクセスチャージです。そして、この回線交換網にかかるコストは事業者によりません。と言うのも、その回線(基幹網)を提供している地上回線事業者同士で競争が行われ同水準の料金になっていますし、料金が高いならもっと安い事業者に乗り換えれば済む話だからです。極論すれば、自社で回線交換設備を持つよりライバル事業者に借りた方が安ければ、ライバル事業者から借ります。通信事業では当たり前のように行われていることです。だからソフトバンクだけが特別原価が高いと言う状況はあり得ない、もしあったらそれはソフトバンクの営業努力が足りないだけ、と言うこと。
某所で金額を一生懸命計算して「ほらこんな100円200円しかドコモは負担してないぞ、それで高くしているとはちゃんちゃらおかしいや」と言う反論も出てますけど。
事業者によらず通話料を一律にすると言うことが慣行になっているため、ソフトバンクのアクセスチャージがネックになって値下げしにくい状況を作り出している、と言うのが問題だと言っているわけですから。
そこまで言うなら計算してあげましょうか。もし仮にソフトバンクのアクセスチャージがau並にまで下がったとすると(約1分2円)、逆ざやにならなければよい、と言う前提で考えるなら、それと同額の通話料値下げが可能になります。1分2円。
ドコモの公式発表によれば、月間通話時間は一人当たり144分です。もし先ほどの仮定の通り1分2円の値下げが実現すれば、一加入当たり288円の値下げになります。通話時間の端数切り上げもあるので、300円と考えましょうか。
料金の多寡を論じるならこうなるわけです。特定品目平均物価で6%と言えば大変な差です。この6%を大変な差ととらえるか、たいした差じゃないととらえるかは個人の自由ですが、日常的に物価指数報道などをごらんになる方にはちょっとした数字に見えるのではないでしょうか。

 

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