異なりとは?/ レイク
[ 134] ITmedia +D Games:タイトルは同じでも中身はまったく異なります――WiiとDSで展開「ぼくとシムのまち」プレゼンテーション (1/2)
[引用サイト] http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0705/28/news074.html
エレクトロニック・アーツでは本日、プロデューサー上野正博氏の解説の元、Wii版&DS版「ぼくとシムのまち」のプレゼンテーションが行われ、開発の現状報告とゲーム内容について明らかにした。 プレーヤーは、引っ越してきた街を探索し、自分好みに発展させ、理想の生活環境を構築していく。家具や街の外観を整備し、ミニゲームに興じ、住人とのコミュニケーションを重ねていくことで、街は徐々にその景観や住人の顔ぶれまで変化していくことになる。 前回は、エレクトロニック・アーツ シムズ部 プロデューサー上野正博氏によって説明が行われ、キャラクターメイクと建物のカスタマイズを体験することができた。今回は家具などのカスタマイズを中心に、ゲームスタート時からの生活を行動順に沿ってより詳しく紹介してもらった。また、同じく2007年中の発売を予定しているニンテンドーDS版にも触れ、ともに実機でのデモプレイによる解説が行われた。ちなみにWii版とDS版は、「ぼくとシムのまち」とタイトルは同じでも、中身はまったく違う。 目に見えるものがカスタマイズの対象となるWii版「ぼくとシムのまち」では、キャラクターのみならず、家やその内装、家具に至るまで細かく設定することができる。前回の紹介の際は、ブティックなどで入手した服や表情を変更したり、家の外観をカスタマイズするデモンストレーションの様子を紹介した。今回は、その建物の内部に並ぶ家具のカスタマイズ方法をメインに、本作をよりていねいに上野氏が説明してくれた。 かつてにぎわいを見せた街は、すっかりその勢いを失い、プレーヤーが引っ越してきた時には見るも無惨な廃墟寸前と化していた。プレーヤーは住人の要望を叶えながら、街の改善に乗り出すことになる。自分の家を建て、今いる住民の生活を向上させ、空き地となった場所に新たな住人を誘致していく。プレーヤーは、彼らシムと呼ばれる住民たちの、家具やアイテムが欲しいといった注文を引き受け、彼らの満足度を上げ、5つ星で評価されるスターレベルを上げることが当面の目標となる。もちろん、スターレベルを上げきっても、ゲームはそれで終わることはない。 上野氏は、住民が要望を出していた家具を例に、スターレベル(満足度)の上げ方をデモンストレーションしてみせる。この世界では家具などを製作するにも、パーツがなくては始まらない。プレーヤーはまずその材料集めを最初の目的とすることになるという。上野氏はそれを、「交際」→「収集」→「作成+カスタマイズ」→「交換」という流れに沿って循環していると説明する。 まず住民とコミュニケーションを取り、要望に従って材料を収集。その後、その材料を駆使して家具を要求されたのならばその指定された家具を作成し、それをさらにアレンジ。住民に引き渡し、さらなるコミュニケーションを取るといった具合だ。 住民からの依頼があった段階で、その設計図が入手でき、プレーヤーはそれに沿って作成することになる。設計図に従えば、どう作ろうが問題ない。ひとつの箱を作るのに、大きなブロック1つで作成してもいいし、細かいブロックを積み上げて作成してもいいわけだ。 これらアイテムの作成前段階となる収集では、家具や壁紙、テクスチャーの元となる「エッセンス」と呼ばれる材料が指定されている。エッセンスを組み合わせることでテクスチャーやブロックが配置可能であり、創造力次第ではいかようにもデザインすることができるという。ベットを作成しないといけないとして、単純な木枠のベッドにしてもいいし、そのベッドに天蓋を取り付けてもいい。シムたちが喜ぶものであれば何でもいいのだ。こうしたシムたちがお気に入りの家具などを渡すと、場合により「感情のエッセンス」をばらまくこともある。 ちなみにシムリッシュ(声)のピッチも変更できたりもする。住人に優しくしたり厳しくするなどでエッセンスを入手することができる。依頼された仕事はリスト化されるので、いつ実行してもかまわない 感情のエッセンスとは、喜びや悲しみなどの塊で、これすらも材料として家具や壁紙に作り変えることが可能という。シムたちにはそれぞれAIが搭載されており、各々が自由に行動している。彼らには分かりやすいアイコンの形で“好み”も設定されている。彼らの好みを参考に、どうしたら喜んでくれるかを考えるのもプレーヤーの大事な仕事となる。 エッセンスとなるものは、感情以外にも果物や掘り起こさないと発見できないものなど多彩。食物を育て、それを材料として活用していく。なお、材料を集め依頼されたものを作成すると持ち物リストに加えられる。これら完成品でも、作業場に持ち替えれば再び作り直すことができると、リサイクルな世界となっている。無駄がない。また、エッセンスの入手先はさまざまで、プレーヤーがシムに依頼されて作ったゲーム機やカラオケマシンで遊ぶことで手に入る場合もあるとのこと。 ちなみに、一度建てた家を移動させることもでき、場合によっては住民を追い出すこともできるという。ただし、そのまま移動させてしまえば問題ないのだが、家そのものを取り壊した(退去させた)場合は、中の家具なども消滅してしまうので注意。 食物は植えて水をやると急激に成長し、引っこ抜いたり肥やしをやることで、果物などを実らせ収穫を迎えることができる 街のホテルには住人候補が。交渉してOKならば、空き地に家を造ることになる。家はエッセンスの必要なく建てることができ、自由に装飾することができる。なお、外観をカスタマイズしても内部の家具などには影響しない 「宝探し」も可能。勤続探知機で赤くなると宝が近い証拠。見つけると「ほる」というコマンドが出現し、金塊などを掘り起こすこともある。ちなみに、当初エリアは限定されているが、ノコギリなどの特定のアイテムを入手することで、別エリアに移動することが可能になる。アイテムはスターレベルが上がると獲得できる ゲームをスタートするとまず街の名前をつけ、キャラクターカスタマイズ画面に。冒頭は服の数などに限りがあるが、プレイを進めているうちに増えていくことになる。なお、キャラクターには性別というものが決められていないので、カスタマイズよってはヒゲの生えたおっさんだけどミニスカートなんて姿にもなれる。実際いたら職務質問されそうなかっこうでも別段問題ない 従来シリーズでは、寝たり食べたりすることが基本だったが、本作では寝なくてもご飯を食べなくても平気となった。お風呂などもオブジェクトとして入ることができるが、入らなくてもよくなったのだ。ただし、いろいろ試すことで手に入るエッセンスもあるので、一応ひと通り体験することをオススメすると上野氏。 本作は、リアルタイムではなく、ゲーム内時間で進む。時間帯によって起こるイベントのようなものも存在するという。冒頭は限られたエリアしか行けないが、アイテムを得ることで行動範囲は拡大していく。約20人ほどの住民の要望を叶えつつ、理想の街に育てあげられるかは、プレーヤーの奉仕の心と創造力によるところが大きいのかもしれない。 今日は何の日? 萌え曜日!:今夏を(オタクとして)有意義に過ごすために、リメイク予定のPC美少女ゲームを特集してみました 6月に入りました。梅雨の季節の到来ですが、梅雨が過ぎればもう夏ですね。夏は(二次元の)女の子たちと楽しもうと決めている人たちに向けて、今回は各コンシューマ機へリメイク予定のPC美少女ゲームをご紹介。 「最近どうよ?」の連載24回目。「冬ソナ2」で初めてアタリを見て感動し、Wii版シレンを待ち望むくねくねハニィが、海外に連れて行ってくれるスポンサーを募集しながらオンラインゲームについて語ることにしてみたのでよろしこ。 「ニッポンのあそこで」って何だ? それは世にも不思議な地図エンタテインメント。地図+ゲームな本作には、あれやこれやと遊び心と便利性を追求した要素が盛り込まれている。プレイヤー次第で長く付き合えるであろうエデュテイメントタイトルだ(※記事の後半には本作を活用したプチ旅行記もあります)。 「ダークセクター」レビュー:銃を撃つのはもう飽きた!?――多彩な特殊能力が楽しい新感覚アクションが登場 SIMPLE 2000シリーズでその名を馳せるディースリー・パブリッシャーから、完全新作の3Dアクションゲームがリリースされた。ブーメランのような特殊武器を使った戦闘は、いったいどんな感じなのか、さっそく遊んでみました。 「ヘラクレスの栄光」と聞いて、さまざまな思い出が頭によぎる人もいるだろう。ファミコン時代からスーパーファミコン時代まで、本格RPGとして名を馳せたあの「ヘラクレスの栄光」が、長い時を経て帰ってきた! DSで生まれ変わったギリシャ神話の世界をどうぞっ。 この連載ではたいがい昔のことばかり書いてますが、今回は一気に戦国時代まで飛んでみます。連載第60回は「太閤立志伝」(コーエー)。個人的に思い入れのあったゲームなんで、ゆかりの場所もあちこち回ってみました。 2008年5月27日。「ラグナロクオンライン」の大型アップデート、モスコビアが幕を開けた。今回は、そのモスコビアで新たに追加される要素を、ひと足はやくチェックさせてもらった。果たしてどんな冒険が待ち受けているのだろうか。 筆者の生きているうちに二度とお目にかかれないと思っていた「新機軸ゲーム」がここに登場。しかしこれを進化と呼ぶのか!? 脳が退化した気分に陥る“不思議ちゃんパズル”だ。 ガンホー・オンライン・エンターテイメントが5月にオープンした「がる★パラ!」。この中の企画「腐女子カフェ」では、BL系の書籍で有名なリブレ出版と共同で運営を開始し、「腐女子の腐女子による腐女子のためのサイト」が着々と出来上がりつつあるようだ。そこで、ガンホーとリブレ出版の担当者に「がる★パラ!」と「腐女子カフェ」について聞いてみた。 新連載「ヒライタケシの『投げる前から変化球』」第2回目は、前回に引き続きセガの鈴木裕氏にご登場いただく。日本のゲームクリエイターの質は変わってきているのか? それとも自らが変革を求めなくなったのか? 今日は何の日? 萌え曜日!:ピンポイントなほど萌えるんです――委員長&メガネっ娘の魅力が詰まったマンガ2作を紹介!! “ツンデレ”や“巫女さん”など、ひとつの萌えのジャンル(萌え属性)にスポットを当てた作品がある。今回は、そんな萌えハートにスナイプするマンガを2タイトルピックアップ。作者が描いた、凝縮された愛を感じ取るべし! オンラインゲーム「エミル・クロニクル・オンライン」の、大型アップデート「SAGA8 戦歌の大地」が、5月1日にいよいよ実装される。それに先駆けて、新しい世界とシステムを先行体験してきました。 「アオイシロ」レビュー:アオイシロ――神秘的な伝奇物語と少女たちの恋愛に感じる妖しい魅力に悶えるべし! 少女たちの絆を描いた和風伝奇アドベンチャーゲーム「アオイシロ」がPS2で登場。女の子同士の恋愛模様(または友情)を描いた、いわゆる“百合”要素満点の本作の萌え度はいかに!? |
レイクのサイトです。