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暴利とは?/ ノーローン

[ 143] 「暴利業界ランキング」に見る中国社会の変化:NBonline(日経ビジネス オンライン)
[引用サイト]  http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080403/152087/

「暴利業界ランキング」とは耳慣れない言葉だが、中国では2002年から毎年「暴利業界ランキングトップ10」が発表されている。暴利業界であると名指しされて不名誉なトップ10入りしたからといって、何かが起こる訳ではない。しかし、ランキングの発表は毎年の恒例行事となっており、ランキングは新聞、雑誌、インターネットに転載されて大きな話題として取り上げられる。ランキングの順位を見た庶民はそれで憂さが晴れるということではないのだが、自分の体験を基に“やっぱり”と納得するという仕組みである。
2002年に最初のランキングが掲載されたのは広州市政治協商会議が創刊した雑誌「共鳴」であり、著名な経済評論家の魏雅華が独自の分析によって暴利をむさぼっている業界を順位付けしたものであった。当時この記事は画期的なものとして評判を呼び、トップ10入りした業界が暴利をむさぼっているか否かで大いに議論が盛り上がったという。その後も魏雅華は「共鳴」誌上で毎年ランキングを発表していたが、中国語インターネットで検索した限りでは2006年までで、2007年のランキングが魏雅華によるものかどうかは定かではない。
2008年3月14日、上海の新聞「東方早報」は「2008年暴利業界ランキングトップ10」を発表した。これは従来の魏雅華による「共鳴」版ランキングとは異なり、中国の大手ポータルサイト「捜狐(SOHU)」の“コミュニティ”の協力を得て、インターネットユーザー4000人に予め選定した26の業界から“暴利をむさぼっている”と思われる業界を選んでもらった結果を集計して発表したものであった。従い、選定基準は従来のものと異なるが、発表されたランキングの結果は従来の内容とさほどの差異はなかった。
トップ10の常連としてランキングに名を連ねるのは、不動産、葬儀、医療・薬品、教育、高速道路、美容(美容整形、化粧品)、ネットゲームといった業界であり、これらから見えてくるのは、都市部に住む平均的なホワイトカラーの生活振りであり、彼らが直面している諸問題である。中国の経済的躍進にともなって所得が増大し、多少なりとも生活にゆとりが生まれたことで、今まで我慢していた欲求を満たそうとする。そこに待ち構えているのが暴利業界である。例えて言うと、美容には今まで注意を払わなかったが、美しくなろうとすると美容整形やら高級化粧品やらで消費は膨らむばかり、大儲けでウハウハなのは美容業界という図式である。
このコラムはニューヨーク、ロンドン、サンノゼ、香港、北京にある日経BP社の支局と協力しながら、米国や欧州はもちろんのこと、世界経済の成長点とも言えるブラジルやロシア、インド、中国のいわゆるBRICs、エネルギーや国際政治の鍵を握る中近東の情報を追っていきます。記者だけではなく、海外の主要都市で活躍しているエコノミスト、アナリストの方々にも「見て、聞いて、考えた」原稿を提供してもらいます。
住友商事総合研究所 中国専任シニアアナリスト1949年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。住友商事入社後、アブダビ、ドバイ、北京、広州の駐在を経て、2004年より現職。中央大学政策文化総合研究所客員研究員。中国環境保護産業協会員、中国消防協会員
このコラムはニューヨーク、ロンドン、サンノゼ、香港、北京にある日経BP社の支局と協力しながら、米国や欧州はもちろんのこと、世界経済の成長点とも言えるブラジルやロシア、インド、中国のいわゆるBRICs、エネルギーや国際政治の鍵を握る中近東の情報を追っていきます。記者だけではなく、海外の主要都市で活躍しているエコノミスト、アナリストの方々にも「見て、聞いて、考えた」原稿を提供してもらいます。
住友商事総合研究所 中国専任シニアアナリスト1949年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。住友商事入社後、アブダビ、ドバイ、北京、広州の駐在を経て、2004年より現職。中央大学政策文化総合研究所客員研究員。中国環境保護産業協会員、中国消防協会員

 

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